2026/07/17 12:41

こんにちは。

発酵食大学のゆりやんです。
最近、醤油麹+本みりんの組み合わせがマイブームです!
みりんほど、商品によって味わいが異なる調味料はないかも?!と思うほど、ひとくちにみりんと言っても「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ発酵調味料」と色々あるんです。

今回は、「本みりんとみりん風調味料、みりんタイプ」について徹底解説します!
ゆりやんイチオシの本みりんもご紹介しますよ。
ぜひ最後まで読んでくださいね。

みりんの歴史

みりんは元々、戦国時代から江戸時代初期にかけて作られていた甘い酒でした。焼酎にもち米と米麹を仕込み、自然な甘みを引き出したもので、当時は貴重な甘味として嗜好酒として楽しまれていました。

江戸時代中期になると、みりんを料理に使うと、煮物に照りが出て、生臭さが抑えられ、味がきれいにまとまることが知られるようになります。醤油中心の和食文化を結びつき、みりんは次第に「飲む酒」から「料理の酒」へと役割を変えていきました。

戦後は製法を簡略化、アルコールのない「みりん風調味料」などが登場し、広く普及していきました。


料理の仕上がりを左右する、「本みりん」「みりん風調味料」「発酵調味料」の違い

スーパーで「みりん」売り場に行ってみると、いろんな商品が書かれていて、とってもお手頃価格のものと、目が飛び出るほど高いものとありますよね。

「これはお酒です」と大きな字で書かれているPOPもあったり。

実は中身は大きく違うんです!みりんは3種類に分類されます。

本みりん、みりん風調味料、そしてみりんタイプ発酵調味料です。名前は似ていますが、現りょも製造法も役割も少しずつ異なるんですよ。


本みりん

もち米、米麹、焼酎(あるいは醸造用アルコール)を原料に、糖化と熟成を経て作られます。アルコールは約14%あり、米由来の自然な甘みと、熟成によるコク、料理に与える照りや香りが特徴です。酒類に分類されるため、購入には年齢制限があります。和食を本気で仕上げたい場合におすすめです。

みりん風調味料

みりんっぽい働きをする調味料です。アルコールはほとんど含まれず、水あめや糖類、調味料を加えて甘さを出しています。加熱してアルコールを飛ばす必要がなく、時短や価格も手頃なため、日常使いに向いています。
甘みは直線的で、コクや香りは控えめです。

みりんタイプ発酵調味料

上記2つの中間に位置する存在です。米や米麹を使って発酵・糖化させ、10%ほどのアルコールを含みますが、塩分を加えるなどして酒類扱いにならないよう調整されています。みりん風調味料よりも旨みや発酵感があり、本みりんほどアルコールは強くありません。塩分を含むので塩味の調整が必要です。


ゆりやんイチオシの「本みりん」

「本みりん」は法律で定められた名前ですが、実は原料や製造法には幅があるんです。
同じ「本みりん」でも、伝統的な製法で作られているものと、現代的な製法(スーパーで一般的に売られている本みりん)で作られているものがあり、味わいが少し異なります。

このブログでは伝統的な製法で作られている本みりんを、色が濃い目で価格が高めで、原材料に焼酎(乙類)を使用しているものを指して説明しています。
もち米の高騰もあり、1本2000円を越すものも珍しくなくなってきました。
本みりんを製造している蔵元や、セレクトショップ、高級品も扱うスーパーやネットショップなどで、取り扱っていることが多いです。
味わいは奥深く、甘味もコクも深いのでそのまま飲めるほど美味しいです。

一方、現代的な製法で作られている一般的な本みりんは、酒類を取り扱っているスーパーで気軽に購入することができます。
色は少し黄身がかった液体で、原材料に醸造アルコールを使用しています。
味わいは軽めで、日常のお料理になんでも使えます。

私ゆりやんのイチオシは伝統的な製法で作られた本みりん。
購入なのですが、少量入れるだけで味わいが深く、ん?なんか料理の腕上がった?と自惚れさせてくれるので大好きです!

あくまでもゆりやん目線ですが、ぜひ参考にしてください。


本みりんの活用方法

冒頭でもお伝えしたように煮物の味付けは醤油麹と本みりんでなんでも大体いけちゃいます!

アルコールが気になる場合は煮切って使ってください。少量の本みりんのアルコールを飛ばす時は、電子レンジも便利です。
大さじ1くらいなら600Wで20秒くらいで様子を見てください。

★本みりんを煮切って、醤油をちょろっと垂らせば、まるでカラメルソース!?

小鍋に本みりんを大さじ2程度入れて煮切り、仕上げに醤油を小さじ1/3ほどちょろりと垂らしたら、まるでカラメルソースのような味わいに。
フレンチトーストにかけてもGOOD!
簡単なのにちょっと贅沢な気分になれる一品。朝食やおやつにいかがでしょうか?


購買部でご紹介している本みりん・醤油もぜひぜひチェックしてみてください!